社会福祉系大学で志願者離れ

 24, 2008 12:00
社会福祉系大学で志願者離れ

福祉現場の人材不足が深刻化し、担い手の養成や確保が重要な課題になりながら、社会福祉系大学への志願者が2005年をピークに大幅に減少していることが、5月20日までに分かった。大手予備校・河合塾(名古屋市)の集計では、社会福祉系大学への今年春の志願者は約3万4800人で、昨年に比べ2割近く減少。低賃金で劣悪な労働条件にある福祉職を学生が敬遠しているとみられ、若者が生涯の仕事として福祉職に魅力を感じる施策を国が早急に打ち出すことが求められている。

関係者約700人を集め、東京都内で18日に「福祉関係者共同フォーラム」を開いた実行委員会などによると、福祉労働者の賃金は正規職員でも月額十数万-20万円程度。全産業の約6割にとどまり、若年労働者の多くは年収200万円未満の“ワーキングプア”の状態に置かれている。介護職の場合、離職率は20.2%に上り、全産業平均の17.5%を上回っている。

 こうした状況を反映し、社会福祉系の大学や専門学校で社会福祉士や介護福祉士などの資格を取得しても、「将来に展望を持てない」という理由で福祉職に就かない学生が増えている。社会福祉学科では有数の歴史を持つ都内の私立大では、学生の7-8割が社会福祉士の資格を取得していたが、約2年前からは4割程度にまで落ち込んでいるという。

 社会福祉系大学への志願者減少の背景には、卒業後の進路に対する不安があるとみられる。河合塾によると、社会福祉系大学への志願者は05年をピークに次第に減少。社会福祉系の学科などを設置している全国の大学のうち、104私立大について今年の一般入試の延べ志願者数を調べたところ、3万4807人と昨年の4万2799人に比べ18.7%も減っている。

 河合塾の話では、長引く不況から大企業などが求人を絞っていたころは「将来に備えるという目的で、学生の間に『資格志向』が根強く、介護福祉士や社会福祉士を取得できる社会福祉系の大学は人気が高かった」という。しかし、企業の業績が回復し、新卒への門戸を広げ始めた2-3年前から、様相が一変。社会福祉系への志願者が減り、就職時に選択の幅が比較的広い経済学部や法学部などの人気が高まってきている。
 河合塾では「福祉職の厳しい現状を報道などで知り、そのような現場で働くことが想像以上に大変だと、受験生の意識が変わった面もあるのではないか」とみている。

参照: キャリアブレイン





前日の記事を読んだ後でこういうのを読むと…

福祉職の厳しさは
私にも解る…
あれだけ辛い思いをして
待遇がね……
良い人材の方が
泣く泣く辞めていったのを
かなり聞きますよ。。

どうにかなりませんか?
無駄遣いの得意な国の代表の方々。
関連記事
スポンサーサイト

COMMENT 0

WHAT'S NEW?