利用断念や抑制など介護問題が深刻化

 06, 2008 12:00
利用断念や抑制など介護問題が深刻化

介護保険の利用実態や制度改善への課題を明らかにするため、全日本民主医療機関連合会(全日本民医連)が取り組んでいる「全国介護1000事例」。重い費用負担で利用の断念や抑制を余儀なくされているケースや、介護認定の結果と利用者の状態が乖離(かいり)してサービス利用に制限が生じているケースなど、深刻な実態が浮き彫りとなっている。

利用の断念や抑制については、「トイレへ行くことが困難になっているが、年金が月約8万円で介護サービスを増やすことができず、在宅での生活が限界になってきている」(愛媛県)、「老人保健施設に入所しているが、全額自己負担となった施設の居住費・食費が払えず、入所が継続できなくなった」(福井県)などの事例が寄せられている。

 また、認定結果と利用者の状態の乖離については、「リウマチの症状が進行しているにもかかわらず、『要介護2』から『要支援2』になった。週3回の訪問介護がカットされ、入浴介助も1.5時間から1時間に減らされた」(沖縄県)、「運動機能の低下で常に転倒などの危険がある。生活状況や身体面から、どう見ても介護サービスが必要と判断されるが、認定更新のたびに『要介護』と『要支援』を行ったり来たりしている。利用者の経済負担や生活支援の内容が変わり困惑している」(青森県)などの声が挙がっている。

 さらに、支給限度額の範囲ではサービスが足りなかったり、限度額を超えた利用を必要として多額の自費が発生したりしているケースでは、「血糖をコントロールするインスリン注射の管理などのため、毎日、ヘルパーや訪問看護を必要としているが、そうすると、介護保険の支給限度額をオーバーする。超えた分の支払いは困難で、サービスを利用できない」(大阪府)などの深刻な実態が報告されている。

 このほか、家族の介護負担も増大する中、療養に困難を来しているケースについては、「ほぼ寝たきりの状態の夫の介護者である妻も腰痛のため、痛み止めを服用したり、通院治療を受けたりしながら、何とか介護をしている。2年半前に特別養護老人ホームの入所を申し込んだが入れず、今後の療養の場の確保が困難になってきている」(東京都)などの事例が相次いでいる。

 全日本民医連では、「これら4つのケースのほか、医学的管理を要するため、施設入所や在宅生活に困難を来しているケース、在宅生活にさまざまな困難を抱えている認知症のケースなど、『1000事例』の分析を通じて、介護現場では9つの問題群(ケース)が起きていることが分かった。介護保険制度の実態は深刻であり、介護保障の在り方について国民的な議論を進め、抜本的に改善することが不可欠」と指摘している。

参照:キャリアブレイン




年金の老齢加算廃止とか後期高齢者医療費の天引きとか
療養病床削減とか…

政府の方々は
一体何を考えてるのでしょうか。

施設は利用できない。
在宅でも介護サービスが増やされない。
介護認定基準もおかしい。
等々…数え上げたらきりが無い。

介護も医療も崩壊一歩手前にきてますね。

自分たちが無駄遣いをする知恵を絞るより

わたしたちに還元する方法を知恵を絞って捻り出してください。
すべての方々に安心して介護や医療を受けられる国にしましょうよ。



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COMMENT 3

サトシ  2008, 10. 06 [Mon] 21:03

Re: 利用断念や抑制など介護問題が深刻化

拝見させていただきました!
応援ポチッ!!!

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-  2008, 10. 08 [Wed] 21:15

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-  2008, 10. 10 [Fri] 13:48

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